

どこでも自然観察会の提案
自然観察と聞くと、子どもにとっていいものだけど家族だけじゃできないし、家の近くではできないし、なかなか手軽な遊びではないと思ってませんか?自然観察とは、休日にどこかに出かけて、お金を払って専門家に案内してもらうものと思い込んでいませんか?
そんな思い込みには、さよならしてこの楽しい遊びを、家のすぐ近くで、家族と一緒に堪能しましょう!
今、世界のいろいろな状況が、家族の時間を大切にすることに目を向けていると思います。また、自然の大切さを訴える声もよく耳にします。大きな社会問題も大切で、この自然観察がその解決に大きな役割を担うものと考えていますが、それはさておき、ものすごくシンプルに自然観察は面白いのです!!!
どんなに都会だと思っていても、道路の横には街路樹があり、マンションやスーパーの駐車場には植え込みがあります。小さい公園には木も草も生えています。そういうところで、いつもよりめっちゃゆっくり歩いて、低い姿勢になってぐぐいっと近づいて、時間をたっぷりかけて、観て下さい。わくわくする世界があなたを待っています。

ちゃれんじについて
いきなり「観て下さい」と言われても、何をどう見たらいいのかと戸惑うと思います。そこで、こんな風に観てみませんかという提案を、(チャレンジ)という形で25個用意しました。
6つのテーマに分かれています。
例えば、「くさの1」は「草の葉っぱって、どんな形?3つの違う形の葉っぱと出会いましょう。」です。買い物へ行く途中や、家の前や道の植え込みなどに草を見つけたら、とにかくしゃがんで下さい。チャレンジスタートです!葉っぱの形って何だろうと思いながら観て下さい。これは同じ形と言っていいのか?とか、そもそも草ってなんやっけ?とか、どこまで会話が広がるのかも楽しいです。”正解”を見つけることが目的ではありません。知らない誰かが決めた”正解”というものはないのです。チャレンジは観るための道具です。当たり前だと思って使っていた言葉の概念が崩れると、視界がぱっと広がります。子どものなんで?より沢山のなんで?を大人が見つけてみましょうよ。単純に知らないことを知ることは楽しいです。
そして、できればその出会いを大切に写真を撮って欲しいです。家に戻ってからも思い出して、話題にして何度も楽しめますよ♪ また、それを貼ったり、さらにチャレンジを深めるワークシートも用意しました。活用していただけると嬉しいです。
Facebookのページがあり、チャレンジの投稿ができます。

注意すること
大人だって、夢中になれば周りがみえなくなります。素晴らしい集中力に拍手!集中する前に周りを確認!!!
①くるま に ひかれない。
くるまを うんてんしているひとは しゅうちゅうして かんさつしてる あなたに きづきません。おたがいの ために あなたが くるまに ひかれないように まわりを かくにんして ください。
②ひとの しきちに はいらない。
じめんは つづいていますが にんげんは ここからはじぶんのものだと きょうかいせんを きめていることが おおいです。そのせんから なかに はいられると いやなきもちに なるひとがいます。あなたが きもちよく かんさつを つづけるために、みえにくいせんですが みてください。
③しらない むしに さわらない。
むしたちは じぶんたちの せいかつをしています。いきるために いっしょうけんめいです。ごはんをたべていたり ねているところを じゃまされたら いいきもちはしません。じぶんの みを まもるために あなたにとって どくとなる せいぶんを もっていることもあります。あなたが かゆくなったり いたくなったり しないために くさや きに さわるときは まず むしたちが いないか かくにんして ください。


他言語化への挑戦者募集
英語・中国語・ハングル・ベトナム語など!
日本に住んでいても、母語が日本語でない人は沢山います。子どもは日本語に不自由してなくても、保護者がそうとは限りません。そんな人たちにもこの楽しさを届けたいです。協力いただける方は連絡下さい。
kaerutaityo♪ybb.ne.jp
(♪を半角@に変えて下さい)
