
苔のチャレンジへようこそ。チャレンジは3つです。
ところで、みなさんは、苔を知ってますか?言葉としては知ってるし、お寺などで見たこともあると思います。でも、知ってるかと改めて問われると、自分で見つけることができるかと考えると微妙だし、なんて答えようかなあ・・・という感じではないでしょうか。このチャレンジは、そのあたりの認識からスタートのつもりで作っているので、ご安心下さい。また、よく知っているという方は、さらに苔に近づいた立ち位置で楽しめます。
苔について、もう少し紹介させてください。苔って地面に張り付いてるようなイメージがありませんか?とても背の低い植物ですよね。では、なぜ苔はあんなに背が低いと思いますか?苔は我々人間を含め、地球の命あるものの大先輩なんです。植物として最初に海から陸に上がったのが、コケ植物です。その当時、命をつなぐために必要な太陽エネルギーを取り合う相手は、同じコケ植物だけだったんです!何種類かの苔が一緒に生えている場所を見つけたら、ぐっと苔の高さまで目線を下げてみてください。お互いに相手より高く伸びて太陽の光をたくさん浴びようとする背伸び競争が行われているのが見えることと思います。
どうでしょうか?ちょっと苔がかわいいやつに思えてきたでしょうか。このチャレンジは、「これって、多分苔やんなぁ。」位のものを相手に行っていただければと思っています。もし、本当に苔かどうか知りたいと思えば、そのチャレンジをフェイスブックの方に投稿してください。分かる範囲でコメントを返します。なるべくわかりやすい写真でお願いしますね。
苔の図鑑もいろいろあります。写真をみるだけでもきれいでうれしくなるので、一冊手元にあると楽しいと思います。おすすめは、『知りたい 会いたい 特徴がよくわかる コケ図鑑』藤井久子著 秋山弘之監修 です。コケとコケのそっくりさんとの見分け方から説明してくれるところがお気に入りです。
それでは大変長らくお待たせしました。コケのチャレンジを楽しんで下さい。