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ありさんと職人さん

この季節、巣作り中のありさんとよく出会う。みつけやすいのは、こういうレンガ(?)の道。ありさんが、一生懸命、砂粒を運び出して巣を大きくしている。小さい体で大きい砂粒を運び出すありさんの背中にかぶって思い出されるのは、職人さんの背中。このレンガを敷くとき、職人さんが一生けんめい、このレンガが平らになるように、砂を調節していたよなぁ。人間が指先の感覚で、「平ら」をつくり、ありさんが全身の力を使って穴を掘っていく。二つを同時に思うとき、自分の焦点が、ズームインしたりズームアウトしたりする感覚が面白い。


 
 
 

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